<ぽけっと工房とは>
昭和大学付属烏山病院の患者家族会「あかね会」のメンバーが中心となり、
平成21年4月、三鷹の小さなアパートの1室で誕生しました。
昭和大学付属烏山病院の患者家族会「あかね会」のメンバーが中心となり、平成21年4月、三鷹の小さなアパートの1室で誕生しました。
自分たちの子供を含め、心に病を持った方々の安心できる居場所を地域の中に作りたい、という熱い思いでした。
最初は、週1回程度お茶を飲んだり、楽しくおしゃべりをする会でしたが、少しずつ絵を描いたり、ジュエリー作りをしたり、SST(社会生活技能訓練)をしたり活動が広まるとともに、メンバーが増えてきました。
やがてこの地道な活動は5年間続き、少しずつ利用者の心に変化が見られるようになりました。
ドアの外にたたずみ、部屋に入れなかった方が、みんなの輪の中に入れるようになりました。また、みんなにお話をしてくれるようになりました。
こうした小さな変化に私たちはかけがえのない喜びを感じました。
そして今までの活動を通じ、私たちはここにしっかりとした根を張ろうと決心し、平成26年12月、より安定した運営を目指し、NPO法人を取得します。
平成27年4月には、就労継続支援B型の事業所「ぽけっと工房」が開設されました。
理事長 板橋幸子
<ぽけっと工房の理念>
ぽけっと工房では、社会福祉士、精神保健福祉士、カウンセラー、ジュエリーデザイナー、詩人、音楽家、ダンサーなど、専門職をはじめアーティストでもある職員が皆さんの未来を応援しています。
その理念は
「利用者の人権を尊重します。」
「利用者の自立の促進を支援します。」
「地域の社会資源を活用し地域社会との協働を行います。」